更に、期間を限定した為に、前倒しして商品を買う人たちが増えたのでした。
前倒しという事は、「しばらくは その商品は買いませんよ」という事です。
それどころか、照明器具にいたっては、十年持つLED電球を後押ししました。
本当に十年持つならば、「十年間は 買わなくていいですよ。」
「その十年の間、物の流れを止めて構いませんよ」と言っている事に、気が付かなかったのでしょうか。
大手電気メーカーは地デジ化の流れもあって、テレビ等が売れに売れ、特にシャープは 大規模な工場増設や従業員を雇い入れた為、過去最高益をあげました。
ちょっと考えれば一過性のイベントである事が判るのに、案の定、テレビの売れ行きはピタリと言う表現が最も合うような状況に陥り、過去最高損益をあげます。
車も売れ行きが止まり、バブル崩壊の時以上の不景気が襲ったのです。
もちろん、ファーストフード店を除く外食産業も、軒並み閑古鳥が鳴きました。
前倒しで、高額商品を買った庶民の人達が、しばらくの間節約する事は簡単に予測出来たのもかかわらず、テレビや新聞等のマスメディアが、好景気になると騒いだ結果でもあります。
この減税には 兆を超えるお金が出て行く予算が、簡単に通りました。
この後に起こった震災に、速攻でこれだけの予算が出ていれば、どれだけの人達が救われていた事でしょう
reneex。
多額の軍資金を使っていた後だった為に、簡単に予算を当てることが難しい状況にあったのです。
当時のエコ減税総理麻生首相だけでなく、民主党政権と野党を含めた政治家達の愚かさだけが印象に残った出来事でした。
今の状況下で過疎地域活性化をするの為に、助成金などを支給することの間違いを未だにやり続ける政府と、まだ足りぬという野党の愚かな政治家達の頭の中には 反省や過去を振り返ると言う言葉が無いのでしょうか。
過疎などに悩む地域に人口を呼び寄せる手段は 何でしょうか。
それは、税金の免除でしかありえません。
ただ、これをやっている自治体は 多くあります。
何故、過疎が止まらないのでしょう。
それは、「わが町に住んでくれたら税金の優遇や免除があります、場合によっては 土地も無償で貸して差し上げます。」
といった口説き文句の勧誘が多いと思います。
しかし、これが間違いなのでした
Reenex 好唔好。